青井橘  手紙書けばよかった。

いつかは届く。きっとやで。

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■ あんたの「パ」なんとか

あんたの、その羽織ってるやつさんへ

あんたの、その羽織ってるやつ、
なんていうんだっけ、なんて名前なんだっけ

ぱ、ぱ、ぱぱぱぱぱぱ、
ぱしょ、ぱしょ、ぱしょ、
ちゃうちゃうちゃうちゃう、
ぱしゅ、だよ、ぱしゅ、
パシュミナ、
そう、パショミナ、
ちゃう、ちゃうて、ショじゃない、シュ、
パショミナ、ああだめ言えない、うまいこと言えない

もういいや「パ」なんとかでいいじゃんか
名前はどうでもいいじゃんか

とにかくその、綺麗な色でやわらかくてふわっとしたそれ、
それをなんでこの暑いさなかに羽織ってるかは知らんけど、
とにかくいいなぁ、それいいなぁ、
なんかほわっと、あんたを包んで、守ってくれてるね

わたしがどうでもできない部分を、
あんた自身でもどうでもできない部分を、
ずっと優しく守ってくれてるね、
がっちりして見えるその肩や、ちょっとした猫背を、
弱弱しくも頑丈にもみえるそこらへんを、そっと、守って

そういうのが、みんなみんなにあったら、いいのにね
肩というか生肌を、さらけ出していたら、そりゃひっかいたり
ぶつけたり、傷もつくよ、生やから

そんな尖ったものものから、あんたの生をちょっと、
ほんのちょっと守ってるね、「パ」なんとか
「パ」なんとか、にわたしからお礼言います、

ありがとう、ありがとう

そいでね、ここがかんじんなところだけれども、
「パ」なんとかは、あんたを全部隠したり、しない
くるんで、閉じ込めて、見えないようにして、触れないように
誰も触れないようになんてしない

きっとわかってるのだろうね、触れられない部分、誰も彼も、
あんた自身も届かない部分が、あんたの中にある
みんな、ある
だからわざわざ、さらに隠しきるなんて、
そんなせっしょうなこと、しないんだよね

かんじんなとき、いま、ここ、この時は、ちょっとしんどくても、
生でなんとか、ってとき、「パ」なんとかははらりと落ちる

守ってた部分を、ほんのちょっとの時間、見せてくれる
あんたが耐えられる時間、われわれに必要な時間

だからわたしは、あんたが見える
全部じゃないけど、ちゃんと見える
そいで、どこ向いてくのか、どっち方面に行こうかと、
生でおたがい、ちょっぴり痛いけど、見えるから、
でも見えんから、やっぱり見えんものがあるから見ようとして、
互いの行き先を、なるべく一緒に
わからないことは、ずっとわからないから、だからこそ

そこんとこ、わかってくれて、「ぱ」なんとか





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